Adobe Reader for Palm OS

ウイソ機から*1羽栗に突っ込んでみる。専用のインストーラPalm Desktopのパッケージインストールツールを起動し,必要なパッケージを登録していく。一発HotSync→ソフトリセットして,栗側のインストールは完了。
本体のメモリに送り込まれたのは,“Adobe Reader”と“AcroPilot”の2つのパッケージ。LauncherにもAdobe Readerのアイコンが登録され,これでメモステ等に詰め込んだPDFを好きなだけ読めるのかな…と思ったら,さう簡単ぢゃなかった。さっきのインストーラがPC側に入れていった“Adobe Reader for Palm OS”というアプリで, PDFをPalm版専用の形式に変換してやらなければならないのである。サンプル文書で試したところ,容量に関して1はそれなりに, 3は1/3くらいまで小さくなったが, 2はなぜか40KBくらい増えていた。さらに,さうしてできたファイルの置き場所は,メモステの場合 /PALM/Launcher の配下でなければならないという制約がついて回る。うみゅぅ,標準でついてくるPicselViewerのほうが,好きな場所にあるPDFを直接読めて便利かも…
ただ, Adobe ReaderにはPicselViewerにない大きな利点もある。小さい画面でも読みやすいよう,テキストや画像を再配置してくれるのだ。PicselViewerはあくまでもとのPDFのレイアウトを保ったまま表示してくれるため,本文などの小さい文字を読みたいときは拡大表示し,しばしば左右にスクロールしながら読まなければならなかった。Adobe Readerでは,テキストは16px, 24pxといった読みやすい大きさのフォントで,画面の右端で折り返して表示され,画像も画面の幅に合わせて適宜縮小される。画像をフルサイズで見たいときは,その上でタップ & ホールドすればよい。

*1:Mac用の同期ソフトはついてこないし, MissingSyncとやらをべつに買うのもなんだか釈然としないし,…