FreeBSD 6.2-RELEASEとX.Org。

今週の前半にFreudenで試し,とくに問題なさげだったので, Konkonへも導入。メジャーアップデートではないのでクリーンインスコは行わず, /usr/src をcvsupで更新→世界とカーネルを再構築した。
Konkonは通常ヘッドレスで,ローカル ログインするのはOSの更新時くらいだが, X.Orgの設定をS2411Wに合わせておいた。xorg.conf を開き…

  1. Section "Monitor" 内の HorizSync, VertRefresh を書き換え。
  2. gtf 1920 1200 60 が吐き出す Modeline 行を,同セクションに貼る。
  3. Section "Screen"SubSection "Display"Modes 行へ "1920x1200" を追加。

だけでいけるかと思ったが…1,280×1,050と云う,なんとも半端な解像度で出力されてまった。Xorg -configurexorgcfg -textmodexorg.conf を作り直したりしても,状況は変わらなかった。
いろいろぐぐったところ,ノートPCの内蔵LCDの解像度を超えるものを外部出力したいときは, Section "Device" 内に Option "MonitorLayout" "CRT" と書いておく必要があるさうだ。このオプションの引数は

  • "LFP"⇒内蔵LCDのみ。
  • "CRT"⇒外部出力のみ。
  • "CRT,LFP"⇒同時使用。
    • デュアルモニタ / ミラーリングの切り替えは,別のオプションで行う模様。

となっているらすぃ。デフォルトは "CRT,LFP" なのかな。ともかくこれで, 1,920×1,200を表示できるやうになった。
Konkonの内蔵VGAAGP 4xまで対応しているはずだが, Section "Device" 内に Option "AGPMode" "4"Option "EnablePageFlip" "True" などと書くと, X.Orgが固まってくれる。とくに前者はOSごと固まり, Ctrl + Alt + Delすら受け付けず,強制電源断するしかなくなる。同じところで引っかかっている人をMLで見かけたが,そっちゃも解決には至らなかったやうだ。